伊藤圭さんの弟も山小屋主人
伊藤圭さんは現在、三俣山荘と水晶小屋の
店主ですが、父親は4つの山小屋を経営して
いました。
そうなると、残りの2箇所が気になりますね。
湯俣山荘は2018年8月現在、休業中ですが、
雲ノ平山荘は弟の伊藤次郎さんが経営して
いるそうですよ。
可愛い形の山小屋です。
登山者でなくても泊まりたくなりますよね。
料金は三俣山荘と同じでした。
兄弟で協力して経営しているなんて素敵ですね。
伊藤圭さんのジビエシチューは自然保護
伊藤圭さんが作るジビエシチューは好評で、
シチューのみの予約が入るほどの人気です。
使っている肉は鹿肉です。
ただ、このジビエシチューはニホンジカ
増加による高山植物の被害を防止する
意味合いがあるみたいですよ。
南アルプスでは、はげ山となった地域もあるそうです。
ニホンジカの推定個体数(本州以南)は
環境省によると1989年度は29万頭でしたが、
2015年度は304万頭になっています。
これでも2015年度は約55万頭も捕獲していました。
伊藤圭さんはこの現状を知り、食肉利用を
思い立ったとか。
ただ、現状は食肉需要が少なくて鹿肉の
処理施設などが整っていないため原価が
高く、採算度外視で提供中だそうです。
最後に
伊藤圭さんは兄弟で分担して山小屋を経営しています。
ジビエシチューはニホンジカにより高山
植物の被害を防止するために食用として
採算度外視で提供中でした。
宿泊料金は約6千円から1万円です。
登山客だけでなく高山植物の保護のため
にも活動する姿が素敵ですね。



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