ロボット開発者の林要(はやし・かなめ)さんが、2018年12月23日に放送された『情熱大陸』で密着されました。
以前は「Pepper(ペッパー)」の開発プロジェクトに参加していました。
そして、今回は「らぼっと」を発表して話題になっています。
中学時代にはメーヴェを自作したそうですよ。
また、高校を調べているとハマった漫画がきっかけで受験校を決めていました。
その漫画と高校名が気になりますよね?
今回は経歴が興味深い林要さんのその点を見ていきます。
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林要さんのプロフィール
- 名前 林 要
- 読み はやし かなめ
- 生年月日 1973年9月生まれ
- 出身地 愛知県
- 血液型 A型
林要さんの経歴
東京都立科学技術大学に進学後、ソフトバンクさんの採用試験を受けるも不採用になりました。
そこで、東京都立科学技術大学大学院修士課程へ消去法的に進学したそうです。
大学院修了後、1998年にトヨタ自動車株式会社さんへ入社。
レクサスLFAの開発プロジェクトを経て、トヨタF1開発スタッフに選ばれ渡欧。
帰国後は量販車開発のマネジメントを担当しています。
その頃スタートした孫正義さんの後継者育成機関「ソフトバンクアカデミア」に参加。
孫正義さんの「人と心を通わせる人型ロボットを普及させる」という考えに共感したそうです。
そして2012年に人型ロボットの市販化に挑戦する為にソフトバンクへ入社。
「Pepper(ペッパー)」の開発プロジェクトに参加して活躍しました。
1度不採用になった会社に入社したというのもスゴイですね。
2015年9月に同社を退職して、同年11月に「GROOVE X」を創業。
2018年12月18日、LOVOT(らぼっと)を発表して、予約受付を開始しました。
林要さんが開発したロボット「らぼっと」
2018年12月18日から予約の受け付けを開始したLOVOT(らぼっと)。
「LOVE」×「ROBOT」を合わせた造語で、愛されるために生まれた存在だそうです。
動画がこちらです。
出典:YouTube
付いて来たり、探したりするのが愛くるしいですね。
抱っこを要求する仕草や抱っこすると熱を発して温かくなり、お腹をさすると眠るとか。
なんと自動運転車と同レベルの計算能力を搭載しているそうですよ。
こうなると気になるのがお値段ですよね。
値段は1体349,000円(税抜き)です。
さらに毎月ソフトウェア利用料などが9,980円~23,635円必要のようです。
月額費用に幅があるのはサービス保証をどこまでつけるかによるからみたいですよ。
林要さんがメーヴェを自作
ロボット開発者というと『鉄腕アトム』や『機動戦士ガンダム』などの影響を受けているイメージですよね。
林要さんは人並みに『ドラえもん』を見ていた程度で、それよりもジブリ作品が好きでした。
中学生時代は『風の谷のナウシカ』に登場する乗り物「メーヴェ」に憧れたとか。
カッコいい乗り物なので憧れる人もいているでしょう。
でも林要さんは憧れるだけではなく自作します。
模型飛行機を改造して作った1メートルほどの自作メーヴェを自宅の2階から飛ばしていたそうですよ。
友達からイジられなかったのでしょうかね(汗)
さらに大学では航空部に所属してグライダーで河川敷を飛んでいました。
その後は自動車やF1を作っているので乗り物が好きなのでしょうね。
林要さんの高校と受験を決意した漫画
林要さんは高校時代、吹奏楽部でパーカッションを担当しており、山岳同好会にも入っていました。
機械関係とは全く関係ない活動です。
しかも勉強の成績はクラスで万年ワースト2位と苦労したようです。
高校は、林要さんの学力よりも遥か上の学校だったのが原因です。
受験前の校長面談で「その成績では無理」と止められたほどだったそうです。
それでも受験した理由は、大型バイクの限定解除の免許が欲しかったからです。
漫画の主人公に憧れてバイクにハマったらしいです。
そこで、免許取得が許されていた高校だったので受験したみたいですよ。
その漫画というのが1980年代に連載されていた『バリバリ伝説』です。
漫画『頭文字D』でもお馴染みのしげの秀一さんの作品です。
そんな漫画きっかけで入学した高校は愛知県内の進学校です。
ここまでは明らかになっていますが学校名は不明です。
ただ、ネットでは名古屋市立菊里高等学校と言われています。
情報源が見つからなかったので、噂かもしれません。
因みに菊里高校の偏差値はネット調べによると68という進学校です。
最後に
林要さんのモノづくりはメーヴェの自作が始まりです。
高校はバイクの免許取得が可能だった愛知県の進学校を卒業しています。
バイクにハマり、高校受験を決意させた漫画は『バリバリ伝説』です。
経歴はソフトバンクさんの採用試験に落ちて大学院進学後、トヨタ自動車さんへ入社。
その後ソフトバンクさんで「Pepper」の開発プロジェクトに参加していました。
「らぼっと」を開発したばかりですが、この先もどんなモノを開発するのか楽しみですね。
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